チリリン・アイスクリン屋さん。
この
チリリンの音ったら 郷愁を誘うんだよねぇ〜。
チリンx2のな〜〜んか かわいい音は 遠くにいたらわからないはずなのに
妙に 音に聞き覚えがあるからか、 まだ 台車の陰も形も無くったって
耳に届く。
チリリン♪
本日 お題は アイスクリン屋さん。 「チリリ〜ン」
おっちゃんの店の全景。
ココナツ・アイスクリームが 入ったステンレスの寸胴が 台車のほとんどの
スペースを占めてる 押し車がアイスクリン屋さんの全貌。
先日のTVに登場していた 長崎のアイスクリン屋さんと本当に似てる。
この寸胴ってまさしく一緒?!って感じだし、その売ってるアイスクリンも
バニラほど濃厚では 無くって でも シャーベットとは また ちと違う。
ってまさしく 昔ながらのタイ式アイスクリン屋さん
(久々の勝手に 命名 チリリン・アイスクリン屋!)
タイ式の本体の寸胴の中には ココナツのアイスクリン 1種類。
コーン入りや緑の粒々入りだったりする アイスクリンの時あり。
ベースのアイスクリン、 クリーミーな濃厚さなし。
サラリン
長崎式のばら型に作ってくれる芸術性は ないけど、 入れ物に特別感あり。
普通に
カップと
コーン
そして、もう1つがとってもタイ式で
パン のどれかを選んで入れてもらいやす。
タイ語では カノム・パン(=パン全般の総称 中身ありもなしも同じ名)
タイのパンの特徴は ヤワヤワな所で パン自体も ちょっと甘い気がする・・・・。
タイ人にとって アイスクリームはパンで食べる!これ普通。
「これぞ、タイ式!!」 と タイ人達は 言います。
もしも、このチリリン・アイスクリン屋さんに出会えたら是非 タイ式をお試しあれ!!
これこれって指差しすれば 大丈夫。
人気がある食べ方っていうよりも それが普通。
ビニールの袋に うまい具合に1つ1つ入ってる カノム・パンは指名を受けて
おもむろにビニール開き パンも開いてポコポコ挟み入れます。
奥まで入ってるぅ。
・・・・まだ 終りません・・・そこに
上からコンディエンス・ミルクなぞを掛けてぇ〜他にドライ・フルーツとか
チョコ・ソースとか・・・とにかく色々を上から掛けまくって
それでも
きちっと挟んで
パクッ アイス・クリーム自体は軽くて サクサク。
こってり濃厚なミルク風味な感じとは かけ離れておりますが
なんとも
さくっ と
さらり とで 美味しいどす。
この台車は 手押しで 毎日会えるとは限りませんゼ お客さん
そんな一期一会の屋台ばっかりでは ないのですけれど・・・
このスタイルのアイスクリン屋さんは手押しの1店舗?!のみの商売。
完全フリースタイルの様子。 どこかに詰め所はあれども どこからか
いつの間にやら ふら〜ふら〜っと やって来て 出来るだけ売れそうな
ランチ屋台の近くにて まずは 開店。 きっと縄張りはあるはずじゃが・・・
でも 毎回居ない所をみるとかなりの安い開店資金でいける?!
そこそこ売り上げたら 次はみんなが休憩している所あたりに チリンx2と移動。
チリリン・アイスクリン屋さん 見かけたら止めましょう、
止まっているとは限らない 石焼芋屋のトラックっぽいかな・・・。
得○付きのお薦めタイ風アイス・クリーム。
シンプル・カップ入りでなんにもトッピングしないなんてありえない!!!
これこれ。
小さい頃から このアイス・クリームで大きくなったタイの友人達は
アイスを目の前にすると 『カノム・パーン!』と つぶやき
目は泳いでパンを探している・・・それも 柔らかパン! フフフ。
アイスと言えば
棒つきアイス当たり付きが小さい頃の思い出の私とは違うのでした。 ふふっ。
先日 チリリン・アイスクリン屋を 止めているタイ人にくっついて・・・・
客「サイ・カノム・パ〜ン=パンにはさんでね」おっちゃん『サイ・アライカァ〜?』
「ミー・アライカァ〜?=何が ありますか?」
『カオニャオ・ミー=もち米あるよ!』 ○ち
「えっぇ〜〜?!」
ほっ、ほっ、本当だ! それに マンゴーかと思ったら 芋の甘煮でした。
ここから 選ぶ。
全部でも ダァ〜イ(=良し) なんです。
買っちゃったもんねぇ〜〜全部入れても 10バーツ=¥25。
チョコ・ソースやコンデンス・ミルク等の洋風の合わせものは 無くって
これこそが 元祖チリリン・アイスクリン屋。
最近こんな 元祖タイ風のいろいろが 消滅しつつあります
たとえば ビニール袋入りの コカ・コーラとか・・・・さびし